<注意>
この小説には、死姦を連想させる表現が含まれています。
苦手な方や不快に感じる方は閲覧をお控えください。
This story contains depictions that may evoke associations with necrophilia.
If you find such content distressing or offensive, please refrain from reading.
(For the English version, only illustrations will be uploaded.)



放課後のプールに足を忍び込んだ。
水面は静まり返り、冷たい空気が漂っている。
誰にも見つからないよう急いで準備を整え、一気に飛び込んだ。
水中で目を凝らすと、視界の奥に何かが沈んでいる。
排水口の奥――それは天音だった。
必死に引き上げた。
天音の身体はぐったりと力を失い、冷たい水が滴り落ちる。
「しっかりして、天音ちゃん!!」
声を張り上げ、何度も揺さぶったが返事はない。
肩は氷のように冷たく、胸の鼓動は完全に止まっていた。
揺らすたびに頼りなく揺れるその身体が、現実を突きつけてくる。
「嘘だろ…!目を開けてくれよ…!」
涙が止まらない。
片思いだった天音。
その想いを伝えることさえ叶わないまま、彼女は手の届かぬ場所へいってしまった。
抜け殻になった彼女を強く抱きしめるとまだ仄かな温もりを感じる。

大量の水を飲み込んでしまったようで、彼女の腹は膨らんでいた。
酸素が尽きるまでの間、どれほどの苦しみを味わったのかは想像に難くない。
長いピンクの髪の毛が排水口の蓋に絡みついていた。
その色鮮やかなトレードマークは彼女を排水口に縛り付け逃れることを許さなかったようだ。
僕は目をそらすことができなかった。
脱力した天音の妖艶な身体が水滴に濡れて艶めかしく光る。
まるで僕を誘うかのように。
理性が警鐘を鳴らした。
しかし僕はこの原始的な欲求に抗うことが出来なかった。



身体は柔らかくまだ暖かい。
なめらかな肌に触れるたびに微かな生命の痕跡を感じてしまう。
ふっくらとした腹は、まるで僕たちの子供を宿しているかのように膨らんでいる。
しかし、僕はまだ童貞。
その腹に詰まっているのは、空気を求めてもがき苦しみながら飲み込んだプールの水だと分かっている。
それでも、この静寂の中で確かに命のリズムが聞こえた。
最初は微かな音だった。
心の奥で鳴り響くような鼓動のような音。
僕はプールサイドの端に置かれたホースを手に取った。
無防備な彼女の身体を前に理性がどこか遠くに消えていく感覚。
ホースの先を天音の尻へとゆっくり挿入する。
僕は天音との物語の続きを作ることにした。
蛇口を捻ると僅かに震え水道水が彼女の中を満たし始める。



「赤ちゃん、お腹大きくなったね。」
僕はそう呟きなら、ただの水袋と化した彼女の腹にそっと手を当てる。
張り詰めた薄い皮膚の下に感じるひんやりとした水の感触。
頬ずりをするようにお腹に耳を近づけるとゴポゴポと液体の流れる音が微かに聞こえる。
その心地い音をもっと聞きたくて僕は彼女の腹に顔をうずめた。
身体の奥で湧き上がる衝動が僕の理性を消し飛ばしていく。



「ふぅ…ふぅ…」
息が荒れる。
自分が何をしているのかもう分からない。
力を失った彼女の身体は驚くほどすんなりと僕を受け入れた。
張りつめていく天音の腹が存在感を放つ。
僕は水を止めていない。
時間が経てば経つほど腹圧が上がり僕を押し返し拒絶する。
嫌がる天音に、僕は無理やり押し込んでその存在を分からせた。
僕が童貞を捨て去るのにそこまで時間はかからなかった。
欲望に我を忘れ、時間の感覚すら消えていく。
気が付けば、天音の腹は今にも破裂しそうなほどに膨れ上がっていた。

その姿は、醜悪という言葉からは程遠い。
彼女の身体に刻まれた膨らみは、まるで僕たちの愛が形を成したように思えた。
どこか神聖ささえ感じるその光景に、僕はただ見惚れていた。



ボンッ!!!
汚い破裂音が響いた。
天音の腹がパカっと大きな口を開ける。

「……っ!?」
鼻に突き刺さる強烈な悪臭。
生臭い血や内臓の腐敗臭が混ぜた吐き気を催す忌まわしい臭い。
プールで泳ぐ彼女の姿は、まるで人魚のように美しく、見る者の心を次々に奪っていた。
その笑顔、その輝き、その優雅な動き。
僕も、いつしかその虜になったひとりだ。
ようやく手が届いたと思った。
これが僕の夢だったはずだ。
しかし、今目の前に横たわるのはヘドロのように臭いを放つ汚物。
かつて恋した彼女の姿はもうどこにもない。
遠くから聞こえてくるサイレンの音が徐々に近づいてくる。
さっき僕が呼んだパトカーだ。
僕の青春も、人生も、こうして幕を下ろした。


投稿者 40P

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