「これからお前を尋問する。話すつもりがあるなら今が最後の機会だ。」
「・・・・・・」
「なら仕方あるまい。やれ。」
シューーーーー


「・・・・・・」
「まだ黙っているつもりか。その強情さがどこまで役に立つか、楽しみだな。」
尋問官は振り返りもせずに扉の向こうへ消えていく。
シューーーーー
「吐いたか?」
「まだです。」
「そうか。ならばもっと腹を膨らませてやれ。」
「はい。」
シューーーーー

「っ・・げぶっ・・・」

「胃の内容物を“吐いた”か。」
「もう限界が近そうですね。どうしますか?」
「構わん。続けろ。」
シューーーーー
シューーーーー
「これ以上は危険かと。」
「我々の目的は答えを“吐かせる”ことだ。」

「ですが、このままでは腹部に深刻な損傷が・・・」
「構わん。どうせ、それ以上の価値などない。」
ボンッ!!!

「爆ぜてしまいましたが・・・」
「使えん奴だ。次を連れてこい。」
一切の感情を見せない冷たい声が部屋に響く。
