これ↓の続き
「んっ、ぐぅっ……!!」

結菜(ゆいな)の喉が苦しげにうねる。
また始まる。
また、あの光景が繰り返される。
キュッキュッ…
シャアアァァァァ!!!
「んっ!? うぅ!! ううぅ!!」
結菜の細い体に、水が一気に流れ込んだ。
身体がガクガク動いて、目を大きく開いたまま呻いている。
ギュルギュル…
お腹が変な音を立てて動き始めた。
Tシャツが内側からググッと押し広げられる。
凹んでいたお腹がプクっと突き出てきた。

「次は君たちの番だ。でも、大丈夫。君たちは成績がいいから。」
「ホースが二股なの、見えるだろ?どちらかのお腹が破れれば、もう一人は助かるんだ。」
え……っ?
ボンッッ!!!
「げぎゃぁっ!!!」

片桐さんは僕に頼りたい。
「よし、始めるよ。」
キュッキュッ…
シャアアァァァァ!!!
「んぐっ!?」
「うぅっ!?」
喉に何も通ってないのにお腹が動いた。
お腹に冷たい感覚。
喉奥に刺さったホースがプールの水を直接お腹に送り込んでいる。
「んっ……んぅ……っ」
自然と声が漏れた。
酷い満腹感。
お腹が内側から押されて皮膚が突っ張っていく。
息がしづらい。
お腹が……重い……

「う、ぅぅっ……っ!!」
彩乃の口から、くぐもった声が漏れた。
お腹はありえないほど膨らんでいて……
私の方が少し大きい…?
いや、私の方が明らかに膨らんでる。
やだ。
やだやだやだやだやだっ!!
このままだと私のお腹が先に…い、嫌ぁっ!!
苦しい。
限界なんてとっくに越えてる。
お腹の中がパンパンで息を吸うだけで内臓軋むように痛む。
「うっ……っ!」
たまらず、前かがみになった瞬間──
自分の膨れ上がったお腹が、隣の彩乃の腹にぶつかった。
ドンッ。
ほんの少し、軽く当たっただけ。
「がぼぉっ!!」

ビチャッと飛び散る生ぬるい水。
彩乃の身体がビクッと跳ねた。
ぐにゃりと脈打ちうねり始める彩乃のお腹。
「ふぐ…っ!!」
ミヂミヂッ……
私がぶつかったせいで彩乃の何かが狂い始めたようだ。
皮膚の下で行き場を失った水が暴れ回りお腹が歪に変形していく。
「ぐっ!?うぅっ!!うぐぐぐっ!!」
ミヂッ…ミヂミヂミヂッ!!!
彩乃が私の方を睨む。
軽蔑の眼差し。
友達として長く一緒にいたけどそんな目で見られたのは初めてだった。
やっ……ちがっ……そんなつもりじゃ…っ!!
でも──
何も違わない。
これで、私は助かる。
ブバァッ!!!
「ぐぉっ!!!」

