前回のお話↓
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全3部作の2作目です。
頑張って作りました(*’▽’)
ただ、3作目を作る気合が無いので次は少し先になると思います。
(ある程度イイネ(需要)があれば作るかもです。)


カリンを助けにやってきたリナとソフィア。
しかし、彼女たちの目に飛び込んできたのはあまりにも無惨な光景だった。

「な、なんで…どうして、こんなことに…」
ソフィアの声が震えている。
私は椅子に拘束されたままのカリンを見つめ拳を硬く握りしめた。

あれほど騒がしかったカリンは静まり返り表情にはもう何も宿っていない。
傍に落ちている大きな黒い塊。
血に濡れテカテカと光を反射するそれに私は恐る恐る手を伸ばした。
「っ!?」
指先が触れた瞬間、黒い塊が脈動するように膨れ上がる。
エーテルを吸収して肥大化する魔道具のようだ。
「ま、まさか…っ」
私は息を呑んだ。
カリンが仲間を裏切るはずがない。
業を煮やした尋問官は遂にこの魔道具を無理やりカリンに飲ませた。
みるみる膨れ上がるお腹。
膨張する魔道具がカリンのお腹を内側から押し上げる。
肥大化した魔道具は喉を通らない大きさになり吐き出すことはできない。
やがて胃が破裂し、内臓を潰しながらお腹を内側から引き裂かれ彼女は絶命した。
どれほどの恐怖と苦痛を味わったのか考えるだけで胸が締め付けられる。
「…て……」
胸の奥でかすかな声を感じた。
「カ、カリン…っ!?」
耳ではなく心の中に直接響いてくる不思議な感覚。
まだこの場に残るカリンの意志が必死に何かを伝えようとしている。
「…に…にげて……」
はっきり聞こえた言葉に全身が凍りつく。
これは――これはカリンが命を削って残した私たちへの最期の警告だ!!
「ソフィア、ここにいては危険よ。今すぐ逃げないと!」
「逃げるって?カリンを置いていけっていうの!?」
泣き腫らした瞳で私を睨みつけるソフィア。

ガシャン!!!

「しまった罠だ!!」
唯一の出入り口が鉄格子で塞がれ私たち逃げ場を失った。



「お、お前が…カリンを殺したのか!!」
ソフィアが鋭い目で尋問官を睨む。
拳を握りしめ今にも飛びかかりそうな勢いだが拘束具がそれを許さない。
「貴様ら反逆者どもに生きる価値などない。」
尋問官は冷笑すると指先で黒い球を転がして見せた。
「これは体内のエーテルを吸い込む魔道具だ。」
「あぐあぁ!」
手下が私の口を無理やりこじ開ける。
「これを呑み込んだらどうなるか、お前はもう知っているだろう?」
尋問官が笑みを浮かべゆっくりと近づいてきた。
黒い球が私の口に放り込まれる。

ペッ!!!・・コトンッ、コロコロコロ・・・

私はすぐに黒い球を吐き出し尋問官を睨みつけた。
「ほう、ずいぶん肝が据わっているようだ。」
尋問官は床に落ちた黒い球を拾い上げそれを私の喉奥へねじ込んだ。
「ごっ…があぁ…っ!!」
喉に黒い塊が詰まり息が出来ない。
身体が私の意志とは関係なく何度も跳ね上がる。
「だが、お前もすぐに仲間の元へ行くことになる。」
冷笑を浮かべた尋問官は黒い球を指先でゆっくり喉奥へ押し込む。
「げふっ、ぐっ……!」
まるで私の苦しむ様子を見て楽しんでいるようだ。
「やめろ!!」
リナが大きな声で叫んだ。
「リナに手を出すくらいなら、私を相手にしろ!!」
「くく、面白い。」

ドコッ!!
「がっ…ごふっ…げっ…!」

私はお腹を強く殴られ衝撃で口から黒い球を吐き出した。
尋問官はそれを拾い上げると冷笑を浮かべながらソフィアの口元に運んでいく。
「わ、私がここで死んだら必ず後悔させてやる…うぐぅっ!?」

ゴクンッ!!

得体の知れない魔道具がソフィアの喉奥へ落ちていく。
「せっかくだ。お前とリナを開放してやろう。」
「なにっ!?」
ソフィアが驚きの声を上げた。
尋問官はその反応を楽しむかのように余裕を見せている。
「どうせ死ぬのは時間の問題だ。少しは楽しませてもらおうと思ってな。」
尋問官は私とソフィアの拘束具を外した。

「くらえぇっ!」
ヒュンッ!!

「うおっ!?」
突然放たれたソフィアの回し蹴りに驚いた尋問官が後ずさりする。
「リナ!!逃げるよ!!」
ソフィアは私の手を強く引き出口に向かって走り出した。

ドクンッ!!!!
「ぐっ…があぁっ!!」

ソフィアのお腹から不気味な音が響く。
両手でお腹を強く押さえたまま身体を震わせ痛みに耐えるような仕草を見せるソフィア。
「くくっ、先ほどのお返しだ。」

ドンッ!!!
「うわっ!!」

尋問官に突き飛ばされソフィアは床に倒れ込んだ。

「さあ、逃げるならさっさと逃げるがいい。もっとも身体が動けばだがな。」
「はぁ…はぁ…絶対に…諦めない…!」
「ソフィア!」
私はソフィアの膨らみ始めたお腹を必死に抑えた。

「くっ…こんなことで…負ける…もんか…っ!!」
「動かないで!!無理しちゃダメ!!」
肥大化した魔道具に押し出され異様に盛り上がるソフィアのお腹。
ふくらみが右へ左へとゴロゴロと移動するたび身体が大きく跳ね上がる。
「げっ…げえぇぇっ!!」

「どうやら昼食はカリンと同じものを食べたようだね。」
尋問官は冷笑を浮かべる。
その声は悪意が滲みソフィアの苦しむ姿を愉快に眺めているようだ。
「くっ…これ以上は…まずい…っ!」
ソフィアの声が震え、身体の限界が迫っていることを感じさせる。
「ソフィア…耐えて!絶対に諦めないで!私がなんとかするから…!」



これは宣伝ではなく・・・
自分この漫画持ってますが割と好みです↓

多分、このサイトに来る方はみんな好きなんじゃないかと・・・w

投稿者 40P

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