この世界で起こった別の場所の話↓

<プロフィール>
〇名前:真田 こまり(さなだ・こまり)
〇体格:154cm/42kg/B78・W53・H80
〇職業:無職(家出中の放浪生活)
〇性格:甘えん坊で陽気、でも見捨てられることに怯えている
〇趣味:古着集め/人懐っこい会話術


今日はドライブ。
新しく買った車で何処へ行くでもなく1泊2日の旅をする。
ふと道路脇を見ると女の子が立っていた。
どうやらヒッチハイクのようだ。

停車すると女の子が車を覗き込んできた。
朝の明るい陽射しの中、くっきりとした青い瞳が好奇心いっぱいに輝いている。
新車の臭いに混ざって車内女の子の甘酸っぱい香りが入り込む。
目的地を聞くとここから10時間。
「お兄さんありがとぉ〜!」
僕は途中までで良ければと伝えると女の子が乗り込んできた。
暫くして…
「お兄さんおもしろ〜い!!」
あっという間に僕は女の子と仲良くなった。
女の子は話を聞くのがとても上手く、結構見た目も可愛い。
聞くと両親がおらず、1人で各地を転々としてその日暮らしをしているようだ。
見た目の割に苦労している。
僕は休憩がてら道の駅に停車した。
「お兄さん!私が何でもするって言ったらどこまで乗せてくれる?あ、エッチなのはだめだよぉ?」
突然の提案。
あ、そうだ。
僕は最近発売された超小型ポンプを取り出した。
「なに?これ。」
僕は用途を説明した。
これでゆっくり空気を入れるから我慢できたところまで連れて行ってあげる。
「何それ面白い!そのゲーム乗った!!」
女の子は快諾。
超小型ポンプを入れにトイレに走って行った。
「入れてきた!じゃあ約束だよ!」
女の子が車に戻ってきた。
ポンプを入れるだけなのにかなり時間がかかっていた。
訳を聞くと持参した浣腸器を使って腹を空っぽにしてきたそうだ。
たくましい。
「ふふっ、絶対に目的地に到着してやる。」
女の子がフンスフンスしている。
僕はスマホアプリを開いて弱設定でポンプを起動した。
ピッ
「うぁ!?は、始まったの?お兄さん早く車出して!!」
僕たちは道の駅を後にした。

1時間後…

「お、お兄さんこれ本当に弱設定?」
女の子の細い体がお腹のところだけプクッと盛り上がっている。
運転中なので僕はスマホを触れない。
女の子にスマホを渡して確認してもらう。
「うぅ…本当に弱だ…うぅ、漏れそう…あ、これ。」
ピッ
「はうぅ!?」
抜け止めをONにしたようだ。
どうやら無理をしてでも目的地に行きたい様子。
まあ、今日はドライブの予定だし。
別に無理させなくても連れていくつもりだったけど・・・
女の子の反応が面白いのでこのまま静観することにした。
「げぷっ…あ、ごめんお兄さん。」
女の子が大きなゲップを出した。
お尻から入れてるから口から出てくるかもしれない。
まだこの車は新車なので汚されるのは困る。
そこで僕はもう1つ器具を渡した。
「これは?」
胃で膨らんで吐こうとしても吐けなくなる装置。
空気ポンプとセットで売られていた。
「確かに吐いちゃったら迷惑だもんね。飲むよ。」
女の子はその器具を飲み込んだ。
ピッ
「ぐぅ!?、こ、これでいいのかな?」
これで僕も安心して運転が出来る。

更に1時間後…
「はははっ、お兄さんやっぱおもしろ〜い!」
僕は女の子と楽しく会話していた。
女の子は聞くのも上手だが喋りもかなり面白い。
「私とお兄さん相性すごく良いね!!」
確かに。
僕もここまで話せる女の子は人生初だ。
「このまま楽しい時間がずっと続けば良いなって思ってるでしょ!?」
この子は僕の心が読めるのか?
「大丈夫だよ。まだお腹は全然余裕だから!」
そう言うが女の子のお腹はかなり膨らんでいる。
元々の体が細いので膨らんでいるように見えるだけで、あまり空気は入っていないのかもしれない。
「お兄さん、ちょっとトイレ。」
僕は最寄りのコンビニに停車した。
「ごめんね、ちょっと待ってて。」
女の子は車から飛び出すとお腹を抱えてトイレに駆け込んでいく。
あれ、やっぱりお腹辛いのかな?
暫くしてフラフラと車に戻ってきた。
大丈夫?
「だ、大丈夫…大丈夫だから…早く行こ。」
僕はコンビニを後にした。

更に1時間…

「はぁー、はぁー、はぁー……」
シートを倒してお腹を両手で抱える女の子。
もう妊婦のような見た目だ。
外の景色を眺めて気を紛らわせているようだ。
「お、お兄さん…あとどれくらい?」
まだまだ旅は序盤。
あと7時間はかかりそうだ。
「え、そんなに!?うぐぅ……」
女の子の様子を見る限りあと1時間が良いところだ。
僕はいい加減に諦めるか聞いてみた。
「だ、大丈夫…全然へーき!それに…また野宿は嫌だし…」
女の子が暗い影を落とす。
野宿?
どうやら彼女の放浪生活は想像より遥かに過酷なものらしい。
小さな体で何を背負ってきたのか、想像すると胸が締め付けられる。


投稿者 40P

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